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三菱樹脂は13日、2011年度から5カ年の新たな中期経営計画を発表した。太陽電池部材やリチウムイオン電池材料など今後の成長が期待できる事業の競争力を高めることで、最終年度の15年度の売上高を10年度実績より62%多い6200億円、営業利益は3.3倍の550億円に引き上げる。中国やアジアでの展開を加速させることで、海外売上高比率も45%以上(10年度実績は37.5%)に引き上げる。
同社は三菱ケミカルホールディングス(HD)傘下。東京都内で同日記者会見した吉田宏社長は「数値目標は挑戦的だが、高機能な素材や部品を提供するという役割を果たしていく」と強調した。5カ年で設備投資や投融資に1500億円、研究開発投資に500億円を配分する。
将来の高収益化が見込める太陽電池部材、リチウム電池用のセパレーター(絶縁材)、冷凍機や空調機の部材となる水蒸気吸着材、複合材料の4事業と、炭素繊維や自動車の排ガス処理装置のクッション材として使われるアルミナ繊維などの「高機能成形材」を重点的に伸ばす。10年度実績では営業利益の4分の3以上を光学用フィルムなど高機能フィルムが占めるが、15年度には太陽電池部材など4事業だけで売上高の約10%、営業利益の20%以上を目標とする。
海外展開では中国やアジアでの事業を拡大。両地域で海外売上高全体の約4割を目指す。
同社は滋賀県の長浜工場や浅井工場など関西電力管内に主力工場が集中する。全国的な電力不足の影響について、吉田社長は「自家発電設備の活用などで対応すれば、大きな問題にはならない」との見方を示した。
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ハイエッジは、世界の電気自動車(EV)市場についての市場調査を実施し、結果を「2011 EVマーケット・レポート〜電気自動車市場2011〜」として発刊した。
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今後、市場投入に相次ぐ見通しの世界のEVの性能、価格、競争力を調査、今後のEV開発のトレントを把握するともに、2020年の市場規模を予測した。
調査は3月から6月に掛けての間、自動車メーカー、バッテリーメーカー、材料メーカーを対象にヒヤリング調査などを行った。
調査結果によると、世界のEV市場は2011年が12万3000台、5840億円の市場を見込む。大手メーカーによるEVが出揃う2012年には、ワールドワイドで35万3000台、1兆4640億円に達する予想。
2012年以降は、バッテリーコスト低減と量産規模拡大による価格の低減が加速、2020年にかけて市場の急速な拡大が進行し、2020年には330万台、約9兆円規模の市場となると予測する。
EVの性能や価格を左右するバッテリーには、新たに負極をチタン酸リチウムとするLTOバッテリーが実用化される見込み。さらにパソコンなどで使用される小型セルを大量に使用するタイプのバッテリーでは、これまでのテスラモーターズに加えて新たなメーカーによる参入も見込まれる。また、小型セルを使用したバッテリーパックの採用により、EV用バッテリーコストの急激なコスト低減が進むとみられ、EVは今後数年でガソリン車と並ぶ価格が実現すると予想する。
EVのバッテリーでは、韓国LG Chem、SB・リモーティブ、SK・イノベーションの3社が急速にシェアを拡大している。3社は量産規模拡大とコスト低減を実現することで、GMやフォード、BMW、フィアットなどのメーカーでの採用が進む。今後、バッテリーで韓国メーカー3社のシェア拡大を予想する。
さらにEV市場では、中国、アジア市場での市場拡大を予想。中国ではBYD、チェリー、ジーリー、SAIC、FAWなど、地場メーカーによるEV展開が見込まれるほか、アジア市場では、タタモータースや、マヒンドラ&マヒンドラがEVをラインナップ、海外メーカーも中国やインド市場にEV投入を準備しており、2020年にかけて高い市場成長が見込まれるとしている。
《レスポンス 編集部》
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電気自動車 EV、PHV 特別編集
[東京 13日 ロイター] 政府は13日に発表した7月の月例経済報告で、景気は東日本大震災の影響で「依然として厳しい状況にあるなかで、このところ上向きの動きが見られる」と、基調判断を据え置いた。
サプライチェーンの回復を受けて設備投資を10カ月ぶり、家電販売の好調などで個人消費を2カ月連続で上方修正したが、震災後の回復は業種ごとにばらつきがあるとしている。
今回の月例経済報告では、前月に基調判断を4カ月ぶりに上方修正する要因となったサプライチェーンの回復が、7月に入っても持続していると判断。資本財出荷指数の持ち直しなどを受けて設備投資を「下げ止まりつつある」とし、「弱い動きが見られる」とした前月から上方修正した。個人消費も家電販売のほか、百貨店売上高や自動車販売などに回復が見られるといい、前月の「弱さが見られる」から「下げ止まっている」に修正した。
ただ、上方修正した2項目はいずれも震災後の下げ止まりが明確になった程度。個人消費でも、旅行や外食などのサービス業は勢いを欠いたままだ。半導体などの電子部品・デバイスも回復ピッチが緩やかで、部材の輸入が進んでいないことを受け、輸入の判断は7カ月ぶりの下方修正となった。
先行きリスクについては、前月同様に電力の供給制約と原子力災害、原油高、海外経済の回復が緩やかになることの4点に言及。前月に2年4カ月ぶりに判断を引き下げた海外経済は据え置きとした。
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